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zoom RSS 星組スカピン再演が終わって残る私の後悔

<<   作成日時 : 2017/06/12 17:05   >>

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まどか:れなです。昨日6月11日で、星組による『スカーレット・ピンパーネル』2017年公演が全ての日程を終えましたね。私は東京の終盤に4度目を目指して、泊まり勤務明けで当日券を買いに行くつもりでしたが、観劇とは全く関係の無い用事で仕方なく諦めました。本当に楽しい公演だったので、最後の狙いが実現出来なかった点だけに悔いが残ります。星組の現・主演コンビについては、確かに上手とは言えない部分が多くありますし、持ち味や経歴に関して批判的な意見を持つ宝塚ファンが少なくないのは十分承知していますが、『スカピン』のパーシーとマルグリットは二人の良さが発揮されていて、私は過去の星・月のコンビよりも好印象だったと断言します。

紅さんが演じていたパーシーは、フランス貴族を断頭台から救うヒーローであるのと同時に、自分の知らなかった妻の姿に戸惑う気持ちの揺らぎを表現する必要があって、その細やかさという点では、紅さんが以前から得意にしている役柄そのものでしたね。さらに道化の要素を語ると、安蘭けいさんや霧矢大夢さんは慇懃無礼な英国紳士が、周囲を煙に巻こうとする行動に見えてしまったのに対して、紅さんは真性の大バカ者に感じられたので、演技の結果としては正しい度合いが高かったと思います。欺く時のパーシーは、救い難い愚かさが正解ですね。

娘役としては在団が長くなってきましたが、綺咲愛里さんには容姿の愛らしさという圧倒的な強みがあって、その印象に観客の側が支配されてしまう傾向が否めません。可憐であるより逞しさが求められるマルグリット役は、過去のヒロインお二人に比べて有利ではなかったかも知れませんが、実は顔だちに騙されそうになるものの、綺咲さんは生き抜く強さを発揮する役柄の方が似合うと私は考えていて、翻弄されるだけではないマルグリット役を演じながら、きっと多くの観客に見方を変えさせたのではないでしょうか。一層の歌唱安定は望みたいですが、主演コンビ間のバランスも重要なので、力量の相対的な関係では、現在のままで次回作以降もお願いしたいです。

こうして退屈な文章を打ち込みながらでも、3回観た東京公演の舞台を思い出してしまって、やはり4度目を実現させたかったと後悔するばかりです。宝塚歌劇の場合は他の演劇公演と違って、同一キャストでの再演は0%近い低確率ですから、作品自体の持つ寿命とは無関係に、今が全てなのだと改めて痛感しますね。大劇場〜東京でのお披露目を済ませたばかりの主演コンビの活躍と、礼真琴さん・有沙瞳さんたち星組メンバーの熱演で以前よりもっと好きになった『スカピン』の今後に注目して、宝塚ファンとして全力疾走する達成感を叶えたいです。

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