宝塚でロベスピエールが主人公の座を獲得

まどか:れなです。また大嘘を書く宝塚ファンが大量に出ると思うので、その人たちよりは常識のある私が先に指摘しておきますが、全国ツアー公演でお披露目を済ませた雪組の次期主演コンビが、最初に大劇場~東京でトップとして出演する作品が発表されましたね。いわゆる「大劇場お披露目公演」で、それ以前に上演する作品を「プレお披露目」などと呼ぶのは明らかな間違いですから、普通の演劇好きで宝塚歌劇にも興味を持っている皆さんや、最近になって観始めた方々は、世の中で一切通用しない愚かで馬鹿げた妄言に惑わされないでください。

雪組公演 『ひかりふる路(みち) / SUPER VOYAGER!』 
 主演:望海風斗、真彩希帆
 (1) ミュージカル 『ひかりふる路(みち)
 ~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール~』 作・演出:生田大和
 (2) レヴュー・スペクタキュラー 『SUPER VOYAGER!』
 -希望の海へ- 作・演出:野口幸作
☆宝塚大劇場 2017年11月10日(金)~12月15日(金) 
    10月7日(土) チケット一般発売
☆東京宝塚劇場 2018年1月~2月(予定) 
 チケットの発売日は未定 ※来年のスケジュールは未発表


このところ宝塚歌劇を含めた東宝・梅芸系の舞台公演では、実質的に単独の主人公が不在の『1789』で主なキャラクターの1人となり、『スカーレット・ピンパーネル』での扱いも上昇していたロベスピエールが、雪組トップの演じる役柄として大劇場~東京の公演に登場するのですね。作・演出の生田さんは、『ドン・ジュアン』でも主演の望海さんとは一緒で、人物の出自は完全に異なりますが、最後は滅び去ると大勢が知る人物を主役にして、再度タッグを組みます。ドン・ジュアン(ドン・ファン)は歌劇の観客には浸透していなかったため、その末路に通常とは異なる意味を見出したミュージカルの魅力を、十分に理解してもらえずに終わりました。でもロベスピエールなら、宝塚歌劇の世界で有名人ですから、今秋から生田さんと望海さんが描き出す人物像にも注釈は不要でしょうね。