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zoom RSS ロンドン・NY以外の主要劇場が果たす役割

<<   作成日時 : 2016/11/01 16:15   >>

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まどか:れなです。海外事情には余り〜全く興味が無くても、熱心な演劇ファンなら多少は情報の蓄積があると思いますが、世界中で最も活発に舞台公演が展開しているロンドン・ニューヨークの主要劇場は、大半がロングラン体制を前提にして公演日程を組んでいます。今では10年を超える長期公演継続も異例ではなくなりました。

ウェストエンドやブロードウェイでのロングラン体制は常識だとして、そこから勝手な想像を広げていた私は、例えばロサンゼルスのような米国内の代表的な都市なら、NYほど数は多くなくても長期公演が行われているのだろうと思い込んでいました。もちろんネット検索などを通じて、どこでも誰でも大量の情報に直接触れられるようになる以前の笑い話ですが、現実はロンドンやNYを離れたら、英米だって大劇場でのロングラン公演はありません。

でも大きな都市に行けば、必ず1800とか2000席以上の大劇場や、座席数はそれ程多くなくても、舞台公演のために建てられた演劇専用の立派な劇場は見つかります。実際にはどんな風に利用されているのでしょうか。

(1) 大規模なツアー公演
(2) 独自の公演(共同制作を含む)
(3) トライアウト(お試し)公演


ツアー公演は説明しなくても分かり易いですね。1日限定から数か月単位まで、国内や世界各地を移動しながら上演するお芝居の会場となるパターンで、これは日本でも変わりません。続いて独自公演で、数は少ないと思いますが、こちらも日本で東京以外の地域にある劇場で実際に観られる公演形態です。日本だと新作だとか、歌手の皆さん主演のお芝居+歌謡ショー公演主体ですが、英米だと名作ミュージカルの独自上演も多いですね。

そして日本では殆ど目にする機会がないのは、3番目に挙げた試験的・準備段階の公演です。今後の上演予定作品だと、『アナと雪の女王』がNY進出前にデンヴァーでの公演を予定しているように、ウェストエンドやブロードウェイで期限を定めないロングランを目指して上演する前には、多くの作品がロンドンとかNY以外での公演を経験する経路を選んでいます。ロンドンは期間限定でも、その後に大規模なツアー公演を組んでいる場合もあるので、ウェストエンドやブロードウェイ、或いは全英・全米ツアー公演の前段階だと考える事も出来そうですね。

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